映画の感想「ナイルの娘」

書きたいことが色々ありすぎて何のことを書けばいいやら。
映画とかドラマ、舞台の感想などをツイッターで簡単にメモしているので新しいものをちょっとご紹介です。

「ナイルの娘」という映画を先日Huluで見ました。80年代ファッションが今見るとかえってお洒落っぽい。お話は実を言うとそれほど面白くはなかったです。楊林(ヤン・リン)というアイドル歌手を主役にしたアイドル映画のようなんですけれど、それにしてはリンちゃんの役どころが渋いというか地味というか。リンちゃんの可愛さを前面に押し出してファンをキュンキュンさせちゃうぞ!みたいなことは特になかったです。「ナイルの娘」という漫画に夢中な主人公シャオヤン(ヤン・リン)、その兄は泥棒で金を稼いでいる。兄の友達のサンにシャオヤンは惹かれていて、でも色々うまくいかん。というお話。シャオヤンとその学友たちはKFCでアルバイトをしているんですけど、そこの制服がすっごく可愛いんですよね。フェミニンなブラウスにスカート(ワンピースだったかも?)、かわいらしいエプロンで、これは”映える”わ!と思いました。

“映える”場面が多い映画です。ネオンの光る夜の街や夜間学校のくたびれた建物、学校の仲間たちとみんなで海に行って砂浜で焚火を囲みながらしんみりと夜を過ごす。雨上がりの道をバイクで走るとか(カッコイイ)。シャオヤンの家でのファッションが肩出しTシャツにタンクトップとショートパンツ、ていうラフなスタイルでこれがまたお洒落なんです。カーリーでボリュームのある髪を簡単にポニーテールにしていてそれもかわゆい。はっ……!?全体的に地味な役どころだったリンちゃんの可愛さが結果的ににじみ出ている映画ってこと……?

話は面白くなかったとか言いながら、映画の雰囲気はなんとも言えぬ良さがあり、印象的だったシーンをよく思い出して浸っています。