ライター転向

ちょっと仕事に関してお知らせというか宣言したいことがあります。
私はこの2年弱の間、Webデザイナーになるために勉強をしたり架空のデザインを作成してポートフォリオを準備したり、色々と努力しておりました。しかし結果として、デザインの芽が出ず、勉強したことと実践がうまく結びつかなくて苦しみの中にいました。
ある日、ちょっと小遣いを稼ごうと小さなライティングのお仕事を受け、記事を執筆しました。そのお仕事がとても楽しく、また、スルスルと苦労なく進んだのですよね。薄々勘づいていたけれどやっぱり私は文章を書くのが好きだ。どうして文章を書くことをメインの仕事にしようと思わなかったのだろう…でもここまでWebデザインの勉強なり何なりに時間を費やしてきたのに、今になって転向するのはもったいないだろうか?
悩みに悩んだ私はコーチとのセッションで、「私は文章を書くのがやっぱり好きだと思いました。そして、私は私の文章が好きなんです」と伝えました。すると、「そうであれば文章の仕事をすれば良い、Webデザインを頑張ってきた自分にまずはお疲れ様を言って、ライターの道を模索していきましょう」と言っていただきました。
コーチは、「もしも、なんでも叶うとしたらどうするか考えてみてください」ともおっしゃっていました。なんでも叶うとしたら…?
まずは働きたいか働きたくないかを考えてみて、ここは素直に働きたいと思いました。不労所得というのも良いかもしれませんが、私は、働いている自分が好きなので。じゃあどんな仕事をしていたい?って考えた時、私の中の「憧れの働きウーマン」がスッと降りてきました。海外ドラマ「Sex and The City」のメインキャラ4人のうち、ライターをしているキャリー。「NYガールズダイアリー」でライターとしてメキメキ成長中のジェーン。私はこの2人に特別な憧れを持っています。彼女たちが文章を書くことでそれを読んだ個人個人の心が動いて、NYという街の中でムーブメントになって…2人のライターとしての力はドラマの中だけあってさすがに凄すぎなんですが、もしも私が、「単価の高い仕事ができるようにならないと食べていけない」とか「向いている向いていないというのはない、きちんと手順を踏んで努力することでその仕事に就くことがいつかできるはず」という考えに縛られていなければ、フツーに「文章書くの好きだし向いてるし、憧れの2人に近づきたいし、Webライターとしての実績もあるし、ライターで食っていくか」と初期の段階でそうなったのではないかと思います。サンクコストバイアスによってずいぶん遠回りをしてしまいましたが、私は、Webデザインを手放し、ライター一本でやっていくことにしました。キャリーやジェーンみたいに文章で食っていく!

あとは働き方についても考えているところです。正社員になると収入が安定しますが、一方でどうしても仕事の幅が狭くなってしまうのかなと想像しています。フリーランスのままで、色々なジャンルのライティングをして、(デザインだけ別の人に頼んだ上で)サイト制作なども請け負えるようなマルチな活動をしていく方が今のところ向いていそうだしやってみたいかな〜と思っています。某転職エージェントサービスに登録してみたのですが、じゃんじゃかメールが送られてくるし最初の打ち合わせでもほとんど喋らせてもらえずいいなりになるしかなかったし、すごい疲れてます。結婚相談所と似てる。結婚も就職も、人にケツ叩かれていいなりになって動くのは自分の人生を生きていない感じがあってイヤだなと思います。自分のペースを乱されるのなんて誰だってイヤだよね。私はそういう営業にグイグイ来られると自分のペースを保てないので、それで自己嫌悪に陥ります。

そんなわけで、報告のような宣言のような。一つ言えることは、ライター転向を決めてから、とても気持ちがスッキリしています。
Adobe Creative Cloudを解約しました。Webデザインの本を買取に出そうと思って今、まとめています。人生の中で「私には向いていなかったな」と思ったのは、球技全般とWebデザイン。でもWebデザインを経験できたことはよかったかなと思います。(球技はマジで私には無駄でしたけど)

メンタルは調子よしです。あと、中国製の安〜いデジカメ(トイカメラに近い)と三脚を購入しました。これでVlogを撮っていくつもりです。YouTubeにアップしたらお知らせしますね!

それではまた〜。

Vlogにもご出演いただく予定の文鳥マドちゃんです。

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