初めてのなんばグランド花月

レポートとかではなく、単なる思い出日記です。
ちょっと前のことなのですが、9月22日になんばグランド花月へお笑いを観に行きました。
お目当ては男性ブランコ。
私は関西住みでなかなか東京の芸人さんの舞台を観る機会がなく、大阪に来られないかなぁと思って公演を調べていると、なんばグランド花月での本公演の出演者に「男性ブランコ」の文字が。これは行くしかないと思ってチケットを取りました。
後から、本当に男性ブランコは大阪に来るのかな?(なぜ疑う?)出演者情報は私の見間違いだったりしないだろうかと心配になって、HPで出演者の情報を何度も見返していました。

以前、大阪に結構長いこと住んでいたのですが、訳あって今は兵庫県に住んでいます。なぜか午前中の公演チケットを取ってしまったのでメチャ早起きして新快速に乗って大阪に出てそこから御堂筋線でなんばまで行きました。遠かった。大阪に住んでいた頃もなんばで遊ぶことってあんまりなかったのでNGKの場所もうろ覚えだったのですが、案内通りに歩いたら到着しました。

なんばグランド花月ー!

今日ここで初めてお笑いを見るんだ!と思うとそれだけで喜びが湧き上がってきます。着いたのが早すぎたので当日券の列の辺りをウロウロ…ウロウロ…して時間を潰していました。

本日の出演者!豪華メンバーでした。
大好きなすゑひろがりずのお写真があったので記念撮影。

公演までまだまだ時間があったので、吉本のグッズが売られているショップに入ってみました。これネットで見たことある!と少し興奮しつつ、すゑひろがりずのグッズと男性ブランコが表紙の雑誌を購入しました。嬉しい、欲しかったやつです。
まだまだ時間があったのでさらにウロウロしたり、お土産屋さんを見てみたり、お手洗いに行ったり、時間を持て余していました。ロビーにエンタツ・アチャコのお人形が飾られていたので記念に写真を撮っておきました。

吉本興業創業110周年か~。宝塚とそう変わらないんですね。歴史~!
劇場へ入場しますと、テレビで見慣れた緞帳が。

座席へ座って、ツイッターに「NGKに無事着いたよ」と建物の写真をアップしたり、「大阪に~は~う~まいもんが~いっぱいあるんやで~♪」という歌が延々流れているのを聞いたりしながら開演をじっと待ちました。お客さんはカップルが多いように見えました。お笑い好きの恋人同士なんて羨ましいです。彼氏が面白い人だったりするのかな~。「面白い恋人」(お土産屋さんで売っていたパロディお菓子)ですね。
私の後ろの席には赤ちゃんがいました。赤ちゃんも入場できるってこと?NGKすごいですね……赤ちゃんの時から笑いの英才教育を受けさせようという魂胆でしょうか。他の劇場ではこうはいきません。
携帯の電源を切って、いよいよです。

出囃子が流れて、インディアンスが登場した時、私は「立体的なたぶっちゃんときむさん!動いている!本物だ!」と、脳がプルプルするような感動を覚えました。テレビでしか見たことのない人たちが目の前でめちゃめちゃ喋って動いている!そして面白い!しょっぱなから抱腹絶倒といった形で、笑いすぎて私の顎は壊れました。顎が痛い……けど、立て続けに今度はオズワルドが登場。またもや大爆笑です。
今まで生のお笑いを見たことがなくって知らなかったのですが、生で見ると爆笑してしまいますね。テレビだと「ふふふっ」ぐらいでどうにか済むのですが、、、不思議です。笑いすぎて涙が出ました。
男性ブランコの登場時、洒落た出囃子が流れお二人の写真が映し出され、あぁっついに!と思ったところで、私の座っている列の座席に座りたいお客さんがスミマセンスミマセンと目の前を横切り、アッ、どぞ、どぞ、とアタフタして、ふと舞台を見ると平井さんが椅子に座っていました。え~ん!登場するところから見たかった(涙)ハプニングに少し動揺してしまったので、私はこれから男性ブランコのコントを見るんだ!と強い心で気持ちを切り替え、舞台上をガン見しました。生平井さんと生浦井さんが、目の前でコントを。しかも私の好きなコントを。胸がいっぱいになりました。好きだ……面白くてキュートなコントを本当にありがとうございました。大好きです。
みんな大好き西川きよし師匠、北海道からの刺客タカアンドトシ……次々と笑いの伝道師が送り込まれ、顔の筋肉が限界に近くなってきたところで、海原やすよともこ、中川家とぶち込まれ、後で放心状態になるほど笑いました。やっぱりやすともさんの漫才が大好き!!中川家は毎回アドリブを入れているのでしょうか?お兄ちゃんが繰り出す予測不可能なボケに礼二さんも笑っていて、こういう雰囲気最高だな、と、ただただ幸せでした。
ホッカホカに温まって、休憩時間はしばらく呆然としていたんですが、そうこうしているうちに始まってしまいました……「吉本新喜劇」が!
私の敬愛する島田珠代さんのパンティーテックスが冒頭から炸裂し、もう~~~大大大満足だったのですが、お芝居が進んでいくうちにお話がどんどん面白くなっていって、珠代さんの技も大放出されて、吉本新喜劇ってこんなに面白かったんだ!と、今さらながらに気づかされました。やっぱり生で観ているからっていうのもあるのでしょうね。すーごかったです!
新喜劇が終わって、いやはや……面白かった……と笑いつかれて退場しようとしたところ、後ろの席の赤ちゃんが見えました。メチャ可愛かったです。お笑いの洗礼を受けたといったところでしょうか。

お腹が空いたので、吉たこでたこ焼きとビールをいただきました。(食べかけの写真でソーリー)

たこ焼きおいしかったです!とろとろ、あつあつで、ビールともよく合いました。
吉たこの隣に鑑定士さん?がいたので運命を鑑定してもらったところ、あんまり納得いかない結果となりました。私は交際の対象となる人がとっても少ないのだそうです。合う人があんまりいない運命なのだとか。
長女であることを言い当てられました。結婚するなら大企業勤めの人か公務員にしなさいとも言われましたが……なんだかつまらなそう。私も今日のカップルたちみたいに「面白い恋人」がほしいです。
鑑定士さんは最後にヤクルトをくれました。それを飲んで、なんばグランド花月を後にしました。

御堂筋線と新快速とバスを駆使して帰宅し、今日はとっても面白かったんだよと文鳥に報告しました。
最高の一日でした。

雨が好きな私は「雨が好きな私」が好きなのか

「かわいい~」って言っている人は「かわいい~」って言っている自分をかわいいと思っているとか、なんちゃらが好きって公言している人は「なんちゃらが好きな自分」が好きとか、この論法(?)は結構古くから使われていて、この前も若手芸人がロケでそんなことを言っていたので今日日まだそんなことを言っている人がいるのかと思い私はその芸人を「おもんない芸人」枠に入れたのですが、未だにそういう論法が生きているんですね。死語みたいになっていると思っていました。
ある漫画の中に「雨が好きって言ってる奴は雨が好きな自分が好き」という感じのセリフを見つけて、マァッ!と思いました。
※参照:たくあんムスメたち。(ここのかーしゃんのファンなのです。他の漫画も面白いので読んでみてください)
特に若い人は気にしてしまうかと思うのですが、好きなものを素直に好きと言いづらくなるこの論法というか俗説はいい加減滅びてほしいです。
というか、本当にこの説は合っているのでしょうか?
「フランス映画が好き」な人は、本当に「フランス映画が好きな自分が好き」でしょうか?違いますよね。周りが「オシャンティーぶって、きっとそんな自分のことが好きなナルシストに違いない」と思ったとしてもその人はただ「フランス映画が好き」というだけですよね。
「コーヒーが好きで豆にはとことんこだわっている」人は、「コーヒーが好きで豆にこだわる自分が好き」なわけではないですよね。無類のコーヒーマニアというだけです。
「酒が好き」な人は「酒が好きな自分が好き」でしょうか?いいえ、むしろ酒で失敗したり酒代がかさんだりしてそれでも酒をやめられない自分のことを好きになれるとは思いません。(それは酒を飲みすぎる人に限りますが)
「そんな自分が好きなんだろう」というのは周囲の目から見て勝手にキャラクターをつけられているだけで、「好き」と公言している人は本当にただ「好き」だからそう言っているわけです。本当に「そんな自分が好き」だったらそう言うと思いませんか?「俺、唐揚げが好きな自分が好きなんだよね……」って。
ていうか、自分が好きということは悪いことでも何でもないのに、なぜか「自分大好きやな」と嘲笑しようとしてくる人はしばしばいますね。なぜだ。君は自分のことが嫌いなのか。自信持てよ。君にだっていいところの一つや二つは探せばあるはずさ。

私は雨が好きです。太陽を隠す雨雲のやさしさ。心にさらさら降って、悲しい気持ちを肯定してくれるから。
雪が降る直前の暗い雲も好き。小学校の帰り道に降る牡丹雪を想像してわくわくした気持ちで登校しました。
好きなものというのはその人の心の中だけに存在する愛おしい世界を作り出すもので、その人を装飾するものにはなりえないのだろうと思います。

文鳥マドちゃんの近況

我が家の文鳥マドちゃんは生後10か月を迎えました。誕生日ははっきり分からないのですが、昨年の11月初旬ということでした。いったい何日生まれなんだい???謎の女、マドちゃんです。
オス文鳥特有のさえずりをしないので、性別は女の子で確定です。マドちゃんと飼い主、女のふたり暮らしを満喫しています。
勇敢な文鳥で、大胆にブッ飛んでは部屋のあちこちに止まってゴソゴソと何かを調査しています。つまようじの端をカミカミして遊ぶこともあります。私はこの時のつまようじの様子が剣のように見えるので、マドちゃんが遊ぶ用のつまようじを「つまようじソード」と呼んでいます。
水浴びをとても上手にできるようになりましたが、水浴び中は私が隣で励ましたりほめたりしないとすぐにやめてしまいます。水浴び後にブルブルと体や翼を振って羽を乾かすのですが、その動きが異様にダイナミックです。バサバサバサーッ!!!ブルブルブルブル!!!バサバサバサーッ!!!と、毎回どえらい派手な音を立てています。
放鳥をしていると机の上をピョンピョンと跳んで移動しますが、その動きがやたら速く、机のあっちからこっちにドタドタ、ドタドタと忙しそうです。
最近はワガママになってきて、ペレット(栄養食)をあまり食べずシード(自然の植物)の方ばかり食べています。飼い主としてはペレットを主食にして欲しいのですが、文鳥に、ましてや我の強いマドちゃんにそんなお願いは聞き入れてもらえません。それぞれのエサの分量を変えてみたり、ペレットの中でも好きなやつを中心に提供してみたり、飼い主は毎日工夫しています。
私の腕と首の皮膚を相変わらず引きちぎるのでこちとら血まみれです。でも……引きちぎるときの動きが粟穂から粟を取る時のように見えるんです。比較的大人しかった先代文鳥のよもぎちゃんが粟穂を前にすると目の色を変えてプチプチ食べていたのを思い出します。飼い主の皮膚をつねる動きは一般的に、仲間に羽繕いをしてあげる、いわば愛情表現なのだそうですが、どうも私には羽繕いに思えないんです。粟穂を食べようとしている動きに見えるんです。今度、粟穂を買って与えてみようかなと思っています。(は~、カロリー摂取量が気になる……)

こちらの写真は、放鳥中はドタドタパタパタ動き回ってばかりでちっとも落ち着きのないマドちゃんがめっちゃ珍しく飼い主の手の上でくつろいでくれた記念に撮影したものです。一本足で立っていました。感動~!

夏の思い出 ~岐阜行きとお笑いの配信~

今年の夏のことを記録しておきます。
岐阜に行きました。商店街でクリエイターさんが出店するマーケットイベントがあり、それに私の好きな絵描きさんが参加されるということだったので、一度お会いしたくて、初めて岐阜を訪れました。
以前オンラインでその方の作品を何点か購入していて、特にお気に入りの作品があるのですが、その作品の感想のようなものを手紙にしたためて持参しました。当日ご本人にお会いしてお手紙を渡し、新しくまた作品を購入しました。憧れの絵描きさんとお話しできて、新しくコレクションも増えてとても嬉しかったです。行動力が爆発したいい日だった。
私の大好きな絵描きさん、nao kamimura様のブログです。
https://ateliernoa.thebase.in/blog

それにしても当日は暑くて暑くて、汗をかいたしとても疲れました。タピオカドリンクを買って飲んだのですがすごく甘かったです。甘いもの、そんなに得意じゃないのになんか流行りものにはチャレンジしてしまいます。(タピオカまだ流行ってますよね?)

ちょこちょこお笑いライブも配信で見ていました。すゑひろがりずのライブと、YouTubeチャンネルのイベント「局番大感謝祭」というのが立て続けにあってどちらも見ました。面白かったな~。ネタを毎回作っているんだと思うのですが、芸人さんてこんなにハイペースでネタを作れるのスゴイ。いつ作っているんだろうと思います。移動中とか、仕事の合間に喫茶店でとか、想像してみる。カッコイイですね。三島殿は愛煙家ですから、たばこの煙をくゆらして一休みなどするのでしょうか。文豪やん。
局番大感謝祭も良かったです。局番クイズというのを南條殿ががんばって作ったようで、それだけでも何か愛おしさがこみあげてくるのですが、内容がほとんど「この後三島はなんて言ったでしょうか?!」というもので、三島殿のことほんまに好きやな南條殿は……と改めて思ったのでした。

「セクシー王決定戦」というのも見ました。すゑひろがりずと、男性ブランコも出るようだったのでワクワクして見たのですが、女装する感じのやつか!あたしゃてっきり素のままのセクシーさで競うのかと思っていたので男性ブランコ浦井さんがチャイナドレスで出てきたときはひっくり返りました。
平井さんは自分が一番輝く女装というのを完全に分かっていて(コントでもしょっちゅう女装していますもんね)、アラビアの踊り子みたいな恰好をしていて一番美しかったです。美女の所作ができる人だ。
南條殿はめちゃくちゃ脚のいかついナース、三島殿は剛毛のブルマ姿(今日日ブルマ!)で上目遣いになったりクネクネしたり、セクシーさを野田クリスタルさんに見せつけていました。衣装を女性にしたところでおじさんにしか見えないので、どうしよう、どんな顔でこの戦いを見たらいいのか分からないやと思いました。
ミキ、見取り図も出ていましたがモリシの女装が一番なんかよく分からなかったです。かわいいような気もしましたが、モリシは一生懸命だからかわいく見えたのかなぁ。変なライブでしたが楽しかったです。

他は、アフタヌーンティーを体験したり病院に行ったり美容院に行ったりしていました。汗だくになった記憶ばかりです。今年は特に暑かったように思います。秋冬が好きなので、夏が過ぎ去っていくこの時期は少し穏やかな気持ちになれます。